会社の飲み会で送迎を上手に断る方法を解説!

車を持っていると、会社の上司や同僚、プライベートでの先輩や友人から飲み会の際の送迎を依頼されることがよくあります。

「上司の送迎をしたくない」
「飲み会の度に送迎を求められて疲れる」
「便利に使われるのが嫌」

このように、送迎を求められることに困っている人も多いです。そこで、飲み会の送迎を断る方法をいくつか紹介します。

飲み会で送迎を求められるタイミング

飲み会で送迎を求められるのは主に以下の2つの場合です。

飲み会前に送迎を依頼される
「この日、送迎してもらえますか?」
「今日の飲み会、送迎お願いしてもいいですか?」

飲み会が始まってから送迎を依頼される
「ついでに帰りも送ってくれない?」
「途中まで乗せて行ってもらえる?」

これらについての断り方を紹介します。

飲み会前に送迎を依頼された場合の断り方

飲み会が始まる前に送迎の依頼を受けた場合、他に予定があると伝えるのが有効です。
具体的な断り方を紹介します。

予定がある

例えば、

「その日は既に他の予定が入っています」
「飲み会の後、友人と会う約束があるんです」
「その日は親が出かけるので、送迎が必要です」
「飲み会が終わった後、別の用事があるので無理です」

このように予定があることをハッキリ伝えれば、相手も無理に依頼することはないでしょう。
この方法は飲み会が始まる前だけでなく、急に依頼された場合にも使えます。

車が使えない

送迎を断る際に「車を使えない」と説明する方法は効果的です。

「その日は家族が車を必要としています」

「車が故障していて現在使えません」

「修理中で、車が使えない状態です」

「ブレーキが故障していて、修理が必要です」

このように車の利用が不可能であれば、送迎の依頼を自然に断ることができます。

ただ、この理由を使うと、飲み会への参加自体が困難になる場合があります。
また、車以外の交通手段を考慮する必要があるほか、車で行く場合には遠くに駐車して「車で来ていない」と伝える必要があります。

これにより、お酒を断るのが難しくなることもあるので注意が必要です。

過去の不快な経験

飲み会の送迎を断る際に「過去の不快な経験」を理由にすることも有効です。

「以前、送迎中に酔っ払った人に車内で吐かれてしまい、それ以降、送迎を断っています」

「過去に何度か送迎をした際、酔っ払った人の面倒を見るのが非常に大変で、それ以降嫌になりました」

お酒を伴う集まりではしばしばトラブルが発生します。皆が何かしらの経験をしているので、このような過去の体験を話すことで、相手も無理な依頼をしづらくなります。

この方法は、飲み会が始まる前に依頼された場合だけでなく、飲み会中に依頼された場合にも適用可能です。

飲み会が始まってから送迎を依頼された場合の断り方

飲み会が始まった後や進行中に急に送迎を依頼された際の断り方を紹介します。

公共交通機関を利用する

送迎を避けたい場合、自動車ではなく公共交通機関を利用するのがおすすめです。

バスや電車、タクシーを利用したり、他の参加者と一緒に帰る方法もあります。
このようにすると、「今日は車を使っていません」と簡単に説明でき、周囲も納得しやすいです。

アルコールを飲む

送迎の依頼を避けるためには、自分もアルコールを飲むという方法があります。

法律で飲酒運転は禁止されているため、飲んだ後に運転を求められることはまずありません。
もし依頼されても、「飲んでいるため運転できません」「運転は法律違反になるので無理です」と法的な理由を挙げて断ることができます。

ただし、この方法を使う場合、飲み会の場で自分の車をそのままにするか、運転代行を利用する必要があります。
事前に送迎を依頼されていなかった場合に特に有効な対策です。

飲み会から早めに退席する

送迎を断りたいときは、飲み会を早めに退出するのが一つの方法です。

飲み会の終わりには送迎を依頼されることが多く、特に「せっかくだから一緒に帰ろう」とか「同じ方向だし、送ってくれない?」といった依頼が増えます。
しかし、早めに帰ることでそうした依頼の場面に遭遇すること自体を防げます。

途中で退席する際の具体的な方法や言い訳については、後日別の記事で詳しく紹介する予定です。

運転スキルを低くアピール

送迎の依頼を避けたい場合、自分の運転スキルが低いと伝えることも効果的です。
「運転に自信がありません」「夜は特に見にくくて運転が苦手です」と伝えることで、運転を依頼される可能性を減らせます。

また、過去に運転中に不快な経験をしたことがあるという話を加えこともおすすめです。
「以前、飲み会の帰りに事故を起こしてしまって以来、運転が怖いんです」といった具体的な事例を挙げるとより説得力を増します。

まとめ

送迎を依頼される方は通常、自分の車を持っており、お酒を飲まない人が多いですが、送迎の依頼が常に同じ人に集中する傾向にあります。
これにより断りにくい状況になることも少なくありません。

しかし、上記で紹介した方法や言い訳を用いることで、送迎の依頼から解放されることが可能です。
自分の置かれている状況や性格を考慮しながら、適切な断り方を見つけて実践しましょう。